文字の形から知る実用ペン字・筆ペンレッスンが始まります!
きれいな字とは?
綺麗な字が書くことができますか?自分で字が汚くて、、、字がきれいじゃないから。と仰る方は大勢います。
では、【きれいな字】と言っている時にはどんな字を思いうかべているでしょう。
・バランスが良い字
・読みやすい字
というところでしょうか?これが絶対的にきれいな唯一の文字だ。というものは無いと思います。
字がきれいね!と褒められる人達の文字がみんな全く一緒。ということは無いですよね。それぞれのきれいさ、うつくしさがあります。
きれいさ、うつくしさの中にも個性や人となりが表現されて初めて『きれいな字ね』と人が感嘆します。
印刷の活字のような字を見て読みやすい。という印象の方が強く、その先にある感嘆や、心を動かす。ということにはならないのではないかな。と思います。
また、きれいな字にはバランス以外にも線のうつくしさ。という要素も大切。
お手本をしょっちゅう見ながら1文字ずつ書き写していては線も活きてはこない。
これは書道も同じです。自分なりの線を引く。これも大きなポイントです。
バランスよく書けることが出来て、書き手の個性も見える。そんな文字が美しさにつながります。
バランス良く書く文字の形
では、文字をバランス良く書くにはどうしたらよいでしょう?
お手本があって真似して書いてみたらバランス良く書けますね。
でもお手本にない字を書かなくてはならない時はどうしますか?通常は短くて単語、普通は文章を書きます。書きたい単語や文章のお手本はどこに??
常にお手本がなくては書けないようでは困ります。では、お手本がなくても自分で書けるようにするにはどうしましょう?
文字にはひらがなにも漢字にも形があります。もちろんカタカナにも。
その基本の形を覚えて行きましょう。
・ひらがなは48文字。良い形の基本を知れば『さあ、練習するぞ!』と肩に力を入れて気合を入れなくても大丈夫。日々ちょっとしたメモを書く時、などでも良いのです。形を思い出して少し気を付けて書く。
それが自然と練習になってきますから。
・漢字の形はどうでしょう?
何種類かの形に分類していくことができます。
その分類にそれぞれ気を付けるポイントが。この文字は?と思ったらまず形の分類をし、そこからバランスを見つけていくとお手本になかった文字でも迷うことがなくなります。
日常で書く文字をきれいに書けるためのレッスンを始めます
日常に使えるペン字・筆ペンのレッスンとは?
このような方におススメします
レッスンの進み方
レッスンは順番に進みます。いつから始めていただいても同じステップで進みます。
いきなり長い文章をお手本見ながら書いてもただその文章のまねをするだけになってしまいます。
どんな文章(文字の組み合わせ)でも自分で書いていけるように。
自分の書きたい言葉や文章を自分のきれいな文字で書けるようになることを目指します
・まずはひらがなを4ブロックにわけてバランスの良い形を知る。
・漢字の1レッスンで1型ごとにポイントを順を追ってレッスン
・『です』『ます』『ありがとう』といった良く使う言葉を続けて書けるよう
・住所・宛名を書くポイント
・手紙を書くポイント
というように1文字→文章・使えるノウハウへと順を追って勉強しましょう
アート書道とペン字
アート書道ときれいな文字、ペン字は真逆ではないの?と思うかもしれません
それは全く違います
アート書道で感動する、ひとの心に残る書を書くためには好き勝手に崩してしまう文字はそうはいきません。
文字を形としてとらえた時に、その文字がより美しく見える基礎を先ず知りそこからどうやって動きを出そうか?イメージを伝えようか?という順番で書きます。
アート書道のレッスンでも題材の文字について普段書くときにきれいに見えるコツを必ずお教えしてから作品を書いていただくようにしています。
以前歌舞伎役者の方のインタビューで『基本の型、伝統の型を先ずきちんと出来るように。それがわかると自ずから、どこに自分なりの解釈や個性を入れると美しいかが見えてくる』いった主旨の言葉を聞いたことがあり、全て同じなのだ。と思いました。
誰かの真似ではない『自分自身のうつくしい字、大人の知性を感じる文字』を書いてみませんか?