創立70周年記念 創玄展 毎日新聞社賞受賞

創玄展の作品写真のブロマイドがやっと手元にきましたので写真掲載しました!(2019.6.29)


何年前からでしょうか。書道の公募展というものに出品し始めました。

書道に公募展という存在がある。ということなど全く知りませんでした。

段級は聞いたことがあっても公募展の存在を知らない方はたくさんいると思います。

いろいろな会があり、書道に漢字・詩文書・仮名・篆刻といった部門がありその部門別のコンクールです。

第55回創玄展

創玄展の公募展には9000点ほどの応募作品が集まり、審査されまず入選・落選の振り分け後入選作品に対して賞が授けられます。

例えば、映画などもエントリーされてその後受賞作品が決定する。という流れと同じですね。

有名な映画のシステムなどと違うのは、入賞すると賞の種類によって点数などがあり、合計点数によって次の段階の審査会員、○○審査会員、△△審査会員、理事、監事といった立場が変わることに。

今まで、一科になってから毎年何かしら賞はいただけました。ひょんなことから始まった公募展へのトライ。

半紙や子供のころに知っている書初め用の紙の何倍も大きな紙に見たことも無い毛の長さの筆で書く大変さ。でもおもしろさ。楽しく書いていて賞をいただけているのは本当にありがたいことです。

なかなか思う様にいかなくてもちょっとだけ進歩すると楽しくて、また頑張る。

そんなことの繰り返しです。

好きじゃなきゃ、やってられない。

それにつきます。

今回いただいた作品は昨年年末が〆切でした。
丁度書きこんでいく時期にいろいろな事があり、それでも書く時間は目の前の紙に向かって『ただひたすら書く』という行為に没頭し悲しいこと、後悔することに巻き込まれずにいられた時間。

書道に助けられ、支えてもらったという自覚があります。

筆をはしらせるということが私にとって単に楽しいだけではなく、気持ちや感情に振り回されずに静かに落ち着いていられる。という違う向き合い方の割合が多くおおきなものをもらいました。

座禅をするイメージでしょうか?気分転換になるということを実証・再確認をしました。

違うアプローチを感じたら、大きな賞である毎日新聞社賞を受賞した。と今どき珍しい伝達方法の電報がやってきました。

怪しい勧誘かと思い、電報届けに来た時に居留守を使っていましたが。。

おおきな賞だったので、こちらの公益社団法人創玄書道会のHPに作品写真が掲載していただけています。

3月7日~17日まで国立新美術館で作品展示をしていただいています。

足をお運びいただけたら嬉しいです。