書道制作の書いている姿の動画アップしました

先日大きな作品を書いているところを写真に撮っていただきました。

自分が書いている姿なんて見たことないですし、見ることはないかな、、と思っていたのですが「撮るのもいいかも!」と最初はふと思い口にしてみました。

世の中で良く、やりたいことは言葉にすると良いと言われますが本当にその通り。
いつも信頼し、何かと頼ってしまう増田恵美さんにまとたもやご相談。

撮るならやっぱりスタジオフラワーの藤谷カメラマンでなければ。
でも、真っ白なスタジオに墨は大丈夫か?もしかしたら断られるか、他の場所で。となるのかな。と思いながらビニールのシートで養生しますので!どうでしょうか?と尋ねたら

こころよく「いいですよ!」のダンディーなお言葉。「D藤谷」または「師匠」の愛称?で呼ばせていただいております。

 

撮影セット

こんな撮影セットでの撮影。お立ち台。乗ってます。

目線と撮りたい角度を考えたらそうですよね、、さすがプロ!

いつもと違う雰囲気でしたし、集中する箇所が違うので緊張もしましたが自分が撮られているけれど一緒に創り上げていくその雰囲気は懐かしくもあり楽しい時間でした。

懐かしいというのは
デザイナーをやっているときには、地方に良く出張に行き、織物工場の中で糸1色をかけ替えて違う配色を試して織ってもらったり、染めの工場で試験配色の上がり待ちをしていたり、、、と一緒に物を創ることが本当に楽しかったんです。

書道は自分との闘いなのでいがいに孤独な作業でもあり、集中もしやすくもあり、迷いも多いこともありますね。

そんないつもお1人様状態で書いている制作ですが、人と創り上げる時間になるというのはレッスンで先生として皆さんと一緒に過ごす時間とはまた違う立ち位置・立場での参加。

 

ときおり撮った写真チェックして、立ち位置、動き、向きなど確認しながら進行します。

撮影はもちろんプロのカメラマン、立ち合いとナビゲーターの役割もしてくださったのももちろんプロのコンサルの増田恵美さん。

スタジオ内が心地よい緊張感の空気の渦が巻いているのがわかります。
宝物の時間となりました。

何かしら創るということは人は楽しいものですね。

 

毛が長い筆で書いています

私は毛が長い筆「超長鋒(ちょうちょうほう)」で書くことが多いのですがその長めの毛の筆で書いている姿を撮っていただきました。

藤谷さんも増田さんもこんな長い筆見たことない!というぐらいの長い筆。

そうですね、普通あまり見ないし書道をやっている人でも皆がみんな買わない。人それぞれ出したい線、好きな線が違うので追求した線を出せる筆を使っていらっしゃると思いますよ。

おもしろい線がでます。時には2本持つこともありますよ。

 

大きな紙に書いている姿

長い筆で大きなサイズ(55×175cm)の紙にどうやって書くの?と知らない方はみんな思うのですよね。座って書くの?とか。

1枚を書きあげるまでの動画をYouTubeにアップしました

大きいサイズの紙にはこうやって書くんだ。とか筆はこうやって動かすのか!と見ていただけたらと思います

今後、道具の扱いかたやお手入れ方法、アート書道の書き方などYouTubeにアップしていこうと思います!

道具のお手入れなどは、お子さんの書道道具のお手入れにも使えます!