大きな作品は紙を並べ、一気に書き上げていきます。
書は納得のいく作品が仕上がるまで、数十枚書くことも。
2019年年末近くから取り掛かりはじめた作品制作。
今回の個展はすべて個展のための書き下ろし。
会場図面を見ながら、陳列計画、額装イメージを考えながら
書く文字、紙の大きさ、筆の選択をしていきます。
線に表情をもたせるために2本持ちで書く時も
書くのは作家として、
それ以外何をどう見せるか?
コンセプトからブレていないか?等
DMや陳列、額装細かなことは
デザイナーとしてのプロデュース業。
1人で仕事の内容を切り替えながら進行していくのが
個展開催の面白さでもあり、難しさ。
書き手である時は情熱を持ち、デザイナーである時は
客観的な冷静な眼が必要。